乾燥肌のためのスキンケア講座
お肌のカサツキ、かゆみ、粉吹きなどが悩みの「乾燥肌」や、そこから起こる「敏感肌」についての適切な洗顔やスキンケアをご紹介します。
お肌のバリア機能が低下している「乾燥肌」!
乾燥肌の特徴

水分量も皮脂量も少ない状態のことを、乾燥肌といいます。
お肌は水分や皮脂によって外的刺激から保護しているため、乾燥肌の状態になると皮膚のバリア機能が低下している危険性があります。
そのため、カサつきやかゆみが気になるだけでなく、刺激に弱く、痛みを感じやすい敏感肌になっていることもあります。
また、乾燥はしわの原因になったり、皮脂の過剰分泌による肌トラブルを引き起こすこともありますので、正しい洗顔とスキンケアをすぐに行いましょう。
乾燥肌が心がけたい洗顔方法

乾燥肌の状態を改善するためには、とにかく刺激を与えず保湿をしっかりと行い、肌のバリア機能を回復させることが大切です。
敏感肌でも使える優しい洗顔料なら、痛み、かゆみ、炎症などを起こすことなく安心して使い続けられます。
また、クレンジングや洗顔石鹸、メイク用品などによる刺激を避けるだけでなく、摩擦や温度といった刺激も防ぐように心がけることが、乾燥肌や敏感肌を改善させる近道です。
乾燥肌におすすめの洗顔料
VCOマイルドソープ
無添加・無香料で、乾燥肌や敏感肌といった刺激に弱いお肌でも安心して使える洗顔石鹸です。
保湿力の高いヴァージンココナッツオイルを配合し、さらに保湿に欠かせないヒアルロン酸も併せることで、しっかりと潤う健やかな美肌へと導きます。
汚れはきちんと落とせるので、優しいだけでない満足度の高いのが特徴です。
乾燥肌を改善するための工夫
洗顔後・入浴後は3分以内に即保湿!

洗顔や入浴の後のお肌は、想像以上に水分が蒸発しています。
乾燥肌や敏感肌の方は、元々の皮脂量や水分量が少ないため、3分以内を目安に化粧水・乳液などで保湿を行い、水分の蒸発を防ぎましょう。
熱いお湯は乾燥肌の大敵!

特にお風呂に入りながら洗顔を行う方に多いのですが、髪や体を洗った時と同じ温度で洗顔を行うのは絶対にやめましょう。
お湯の温度が高ければ高いほど、皮脂が落ちやすく、乾燥肌が悪化してしまいます。
また、長時間の入浴も乾燥やかゆみの原因となりますので、避けた方がよいでしょう。
湯船の温度、シャワーの温度はともにぬるめに設定しておくと安心です。
刺激フリーで乾燥肌の悪化を防ぐ!

乾燥肌や敏感肌は、元来お肌の保護の役割を持つ皮脂や水分の量が少ないため、外的刺激に弱い状態になってます。
そのため、乾燥肌や敏感肌を改善させるためには、とにかく刺激になる要素を取り除くことが大切です。
摩擦、圧迫、剃毛、温度、紫外線、ほこりなど、お肌の刺激になるものはたくさんありますので、洗顔・スキンケア方法や普段の生活を見直してみましょう。
食事から乾燥肌を撃退!

お肌は食べたものから作られますので、洗顔だけでなく食事からも乾燥肌対策を行うことができます。
乾燥肌に良い栄養素と代表的な食材を、毎日摂取できるように心がけてみましょう。
ビタミンA
青魚、うなぎ、穴子、レバー、乳製品、卵、海藻、緑黄色野菜など
ビタミンB
豚肉、レバー、大豆、納豆、卵など
ビタミンC
野菜、果物など
ビタミンE
大豆、ゴマ、ナッツ、アボカドなど
セラミド
こんにゃく、しらたき、ひじき、ワカメ、大豆、黒豆、小豆など
α-リノレン酸
アマニ油、エゴマ油、魚油など
亜鉛
赤身肉、牡蠣、卵黄、たらこ、タラバガニなど
※どれか1つを摂取するのではなく、バランスよく同時に摂取した方が効率的に乾燥肌が改善できます。