毛穴の黒ずみ種類別洗顔のコツ

メイクで隠し切れない毛穴の黒ずみは、実は正しい洗顔とスキンケアで治すことができます。

原因別に毛穴の黒ずみ対策をまとめてみました。

原因別に洗顔対策を!毛穴の黒ずみ解消法

1.汚れによる黒ずみ

ちりやホコリ、メイク、皮脂、古い角質などが毛穴に詰まっており、この汚れが酸化することで黒ずみになっているパターンです。

触るとザラザラ・ブツブツしている感触がした時は、汚れによる黒ずみである可能性が高いと言われています。

老若男女問わず、一番多くの方が悩んでいる毛穴のトラブルで、お手入れ不足や誤った洗顔・スキンケアによって引き起こされることが多くあります。

汚れ黒ずみ改善策

まずは、自分の「クレンジング・洗顔方法」「洗顔料などの化粧品」「お手入れ頻度」「生活環境・習慣」を見直してみましょう。

このどれかが合っていないため、お肌の汚れが落としきれていない可能性があります。

特に女性の場合、油性でできているメイク用品は空気中の汚れが付きやすいため、より気を付けなければなりません。

また、汚れをしっかり落とした後は、肌負担を軽減させるためにたっぷりとした保湿が非常に大切です。

2.皮脂による黒ずみ

特に若い世代に多いと言われているのが、皮脂による黒ずみです。

皮脂の分泌量が多いのに、新陳代謝とのバランスが取れていないことで毛穴が詰まり、取り切れなかった皮脂が次第に酸化して黒ずみが起こってしまいます。

毛穴の黒ずみだけでなく、ニキビ、お肌のテカリやベタベタ感、メイク崩れなどが併発することがほとんどです。

また、皮脂腺が活発なだけでなく、洗顔やあぶら取り紙などによる皮脂の取りすぎや乾燥対策不足によって、皮脂が必要以上に分泌されてしまっているケースもあります。

皮脂黒ずみ改善策

思春期やオイリー肌など元々皮脂の分泌量が活発な場合には、皮脂汚れをしっかりと落とせる洗顔料を使い、丁寧に洗顔を続けることで黒ずみが改善されます。

ただし、皮脂はお肌にとって必要なものですので、取りすぎてしまうような過度な皮脂対策はお肌によくありません。

余分な皮脂は落としながら、しっかりと保湿できる洗顔を行うことが大切です。

にきびがポツポツとできてしまっている場合は、すでに起こった炎症を悪化させないようにすることが肝心になります。

この場合は、オイリー肌用ではなく、ニキビ用洗顔料を選ぶことで、皮脂対策とニキビ対策が両方行えます

ただし、皮脂黒ずみの中でも、保湿不足による皮脂過剰な場合は、皮脂対策ではなく乾燥対策を行い、皮脂の分泌量を正常に戻してあげなければなりません。

皮脂除去力の強い洗顔料で洗い続けると、余計に皮脂量が増えてしまい、悪循環になってしまいます。

3.乾燥による黒ずみ

毛穴の黒ずみは「皮脂」や「汚れ」によって起こると考えがちですが、実は乾燥によって引き起こされている場合もあります。

2番でも少し触れたように、乾燥肌や保湿不十分な場合にお肌が皮脂を過剰に分泌し、毛穴詰まりを起こしてしまいます。

この皮脂が酸化したり、保湿不足によって毛穴が広がることで影ができてしまうことが、乾燥による黒ずみの原因です。

一見べたついてオイリー肌に思われるお肌でも、実は乾燥が原因で皮脂過剰になっていることが多くあります。

乾燥黒ずみ対策

乾燥による黒ずみが起こっている場合には、もちろん保湿をしっかりと行うことが必要不可欠です。

ただし、乾燥しているお肌はバリア機能が低下しており、刺激に対して敏感になっていることも多くあるため、少しの変化で赤みやかゆみなどの炎症を起こす可能性があります。

そのため、乾燥肌のお肌を健やかに保つためには、刺激の少ない優しい洗顔料であることも大切です。

4.メラニンによる黒ずみ

お肌にメラニンが蓄積することで、黒ずみが発生しているお肌のことです。

過度なスキンケア、紫外線や摩擦などによる肌刺激、代謝の悪さなどが原因となり、メラニンが蓄積していきます。

他の毛穴の黒ずみと異なり、毛穴に汚れが詰まっているわけではないのが特徴です。

そのため、一般的に毛穴の黒ずみ対策として行われているものを行っても、なかなか改善することができず、改善に時間がかかります。

メラニン黒ずみ対策

メラニンの蓄積を防ぐためには、日々の生活習慣やスキンケア方法を見直すことから始まります。

正しい方法で洗顔を行い、髪や指などによる物理的刺激を避け、UVケアをしっかりと行うよう心がけましょう。

また、お肌のターンオーバーが遅れてしまうと、メラニンの蓄積が増えて毛穴の黒ずみだけでなくシミ、しわ、くすみなどの原因にもなってしまいます。

生活習慣を整えながら、ターンオーバーにもアプローチする洗顔料を使用するとより効果的です。

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